7月末いつもと変わらず早朝5:00に出発しお決まりの練習コースを走り、
自宅まで残り1kmを切ったあたりで落車をしました。
少し下り坂ではあったが、特にいつもと変わらない直線道路です。
思い返せば、その週は会議や重役との打ち合わせなどで精神的に疲弊していたのもあるが、
完全に自分の不注意によるものです。
幸いにも、誰かを巻き込むことはく単独落車でした。
落車した原因はサングラスが曇り水滴を拭おうとしハンドルから手を離した際に
バランスを崩したと思われる。
落車して直ぐはうずくまっていたしたが、なんとか立ち上がることが出来たので
バイクを起こし、取り合えず跨ってみる。痛みはあるが
なんとか走れる。自宅も近いしゆっくり走りだす。
「うーん!まずい左ブレーキが握りにくい」
徐々に痛みが増してきた。300m位走った所で停車しバイクを降りて
ふと自分の足や左腕の方に目を向けると、ジャージがボロボロに破けていて
血が出ている。オープン前の自動車屋のウインドウに移る自分を見ても痛々しい。
追い越していく自動車の運転手もこっちもチラチラ見ているようだ。
徐々に現実を受け入れると、更に痛みが増していくような感じがして
さすがに妻に迎えをよび、通りから少し入った木の下で座って待つことにした。
すると出勤前の保育士さんが歩きで通り、自分の姿を見るなり
「キャー!」を叫ぶ。
「どうしたのですか?怪我は大丈夫ですか?救急車呼びましたか?」
「えっと、迎えを読んでいるので大丈夫です。」
「保育所すぐそこですので取り合えずそこまで来てください。」
「ありがとうございます。もうすぐ迎えが来るので大丈夫です。」
そんなやり取りをして保育士さんは仕事場へ向かいました。
そんなに酷い姿なのか?と思いながら、痛みに耐えながら迎えを待つ。
ようやく到着した妻からの第一声は
「何があったの?血だらけだよ」
なんとなく想像は出来るが、じっくり自分の姿を見れていない、
痛くて見れないの正しい。
ロードバイクを車に積み、自宅へ向かう。
病院へ行った方が良い状況であるのは間違いなさそうだが
この姿ではまずいだろうと思い、妻に擦過傷の砂利を水で落としてもらう
想像通り痛い、
でも我慢するしかないのは理解できる。
なんとか着替えをし、さほど考えずに
町の整形外科に向かい診察を受ける。
そこで鎖骨骨折と診断結果が出た。
人生で初めての骨折である。通りで痛いわけだ。
先生が言うには鎖骨の端の方で保存療法では
付きにくい箇所である為、手術は望ましいとの事。
しかしそこの整形外科は手術が出来ないため
大きな総合病院を紹介するとの事で、連絡をしてくれた。
その日は金曜日で紹介を受けた病院からの回答は
月曜日に診察に来てくださいとの事だった。
その日は鎖バンドをして骨が動かないようにし
痛み止めと化膿止めの薬を処方してもらい帰宅する。
ロードバイクを10年近く乗り始めて、初めて大きな怪我をしてしまった、、、
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